LDL-Cと心血管転帰の関連は単調、FOURIER試験

PCSK9阻害薬エボロクマブを評価したFOURIER試験の二次解析で、LDL-C低下と心血管転帰との関連を検証。アテローム動脈硬化性心血管疾患患者2万5982例を対象とした。対象の10%で0.5 mmol/L未満、31%で0.5 - 1.30 mmol/L未満、13%で1.3 - 1.8 mmol/L未満、29%で1.8 - 2.6 mmol/L未満、17%で2.6 mmol/L以上のLDL-C値低下が達成された。第1四分位の最小値（0.2 mmol/L未満）を含め、全体としてLDL-Cと主要心血管転帰との間に単調関係が見られた（主要評価項目に対する0.2 mmol/L未満のLDL-C値、P＝0.0012）。 ...