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母乳育児では子宮内膜症リスクが低下する

2017年9月29日  British Medical Journal

妊娠歴のある女性7万2394人を対象に、母乳栄養と子宮内膜症の関連を前向きコホート研究で検討。母乳栄養期間が3カ月増えるごとに子宮内膜症のリスクがハザード比0.92(95%CI 0.90 - 0.94、傾向P<0.001)で8%有意に低下し、完全母乳栄養では同0.86(0.81 - 0.90、P<0.001)で14%有意に低下することが示唆された。生涯に母乳栄養を合計36カ月以上行った女性は、まったく母乳栄養を行わなかった女性に比べ、子宮内膜症リスクが40%低かった。 ...