ACC/AHAモデルは貧困地域の心血管リスクを過小評価
2017年10月4日
Annals of Internal Medicine
米国で約11万人の電子医療記録を基に、居住地域の社会・経済的貧困度と動脈硬化性心血管疾患(ASCVD)リスクの関連性をコホート分析で検証。ACC/AHA のPooled Cohort Equationsリスクモデル(PCERM)では5年間のASVCDイベント率が過小予測されており、貧困地域での識別能は最富裕地域に比べ低かった(C-index:0.70 vs. 0.80)。ASCVDイベント発生率の違いの32.0%は地域の貧困度(neighborhood disadvantage index:NDI)のみで説明でき、PCERMで説明できるのは10.0%のみだった。 ...
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