ボスチニブが多発性嚢胞腎の腎腫大抑制
2017年10月10日
Journal of the American Society of Nephrology
常染色体優性多発性嚢胞腎(ADPKD)患者169例を対象に、ボスチニブの効果および安全性を第2相試験で検証。1年当たり腎腫大の発生率は、プラセボ群に比べボスチニブ200mg群で66%(P=0.01)、全ボスチニブ(200mg+400mg)群で82%、いずれも有意に低下した(P<0.001)。年間のeGFR低下率はボスチニブ群とプラセボ群で同等だった。ボスチニブ群の消化管および肝臓関連の有害事象は既報通りだった。 ...
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