1. m3.comトップ
  2. 海外ジャーナル
  3. 腹膜汚染、経直腸NOSEと小開腹で差なし

腹膜汚染、経直腸NOSEと小開腹で差なし

2017年10月11日  Surgical Endoscopy

経直腸NOSE(自然孔を介した標本摘出)と小開腹術後の炎症反応および腹膜汚染を、ブタ24頭を用いた実験的研究で比較。NOSE群では小開腹群に比べ、術後72時間時点の白血球数が高く(P=0.046)、7日時点のIL-6値は低かった(P=0.030)。その他の評価時点で炎症パラメータに差は見られなかった。腹膜汚染の発生率はNOSE群58.3%、小開腹群41.7%で差はなく(P=0.414)、小開腹に匹敵する経直腸NOSEの安全性が示された。 ...