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気道ムチン濃度が慢性気管支炎のマーカーが有望

2017年10月16日  New England Journal of Medicine

SPIROMICS試験に登録された917例をCOPD関連の患者背景の違いで層別化し、気道ムチン濃度と慢性気管支炎の関連を検証。喀痰中の平均総ムチン濃度は、現在または過去の喫煙歴を有する重度のCOPD患者が喫煙歴のない対照者に比べて高かった。呼吸器症状の増悪が年2回以上の患者でも、増悪のない患者に比べて喀痰中の平均総ムチン濃度が高かった。総ムチン濃度と慢性気管支炎の診断に関するROC曲線下面積は0.72(95%CI 0.65 - 0.79)だった。...