敗血症報告、カルテと保険データに差違
2017年10月17日
Journal of the American Medical Association
米国の409病院に入院した成人患者対象の後ろ向きコホート研究から、敗血症の発生率と傾向を電子診療録に基づく臨床データと保険請求データで比較。2009-14年における敗血症発生率は、臨床データでは横ばいながら(年+0.6%の相対的変動、P=0.67)、保険請求データでは有意に上昇していた(同+10.3%、P<0.001)。死亡およびホスピス転院は保険請求データでは有意に低下していたものの(同-4.5%、P<0.001、臨床データでは有意な変化は見られなかった(同-1.3%、P=0.19)。 ...
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