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緑内障、眼圧による診断精度は「実用不能」

2017年10月20日  British Medical Journal

英国のEPIC-Norfolkコホートから抽出した48-92歳の男女8623例を対象に、眼圧(IOP)の分布と緑内障有病率を地域ベースの横断研究で検証。参加8401例の平均眼圧は16.3mmHgで、緑内障有病率は4%、緑内障疑い率は7%、高眼圧有病率は10.0%だった。新規診断された原発開放隅角緑内症患者の76%(83例/107例)は、平均IOPが高眼圧閾値(21 mmHg)を下回っており、IOPによる緑内障診断の精度は低く、実用不可能と考えられた。 ...