股関節置換術転帰への他関節炎の影響判明

初回人工股関節全置換術（THR）を受けた患者845例を対象に、その他の主要関節と脊椎の関節炎が1年転帰に及ぼす影響を前向きコホート研究で検討（EUROHIP試験）。主要関節および脊椎の障害度（musculoskeletal morbidity grade で4段階評価）は、術後1年転帰に強く影響していた。その影響は他のリスク因子に比べ大きかったが、grade 4の患者の大半が良好な転帰を示した。 【修正】2017/10/26、タイトルを修正しました。記事公開時のタイトルは「股関節置換術後転帰に他の関節炎は影響せず」でしたが、分かりづらかったため、「股関節置換術転帰への他関節炎の影響判明」と訂正しました。 ...