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進行原発直腸癌はR0が全生存の鍵

2017年10月24日  Annals of Surgery

14カ国で骨盤内臓器摘出術を受けた局所進行原発性直腸癌患者1291例のデータを分析し、生存に影響する因子を検証。手術後癌遺残R0、R1、R2の全生存期間中央値は順に43カ月、21カ月、10カ月(P<0.001)、3年生存率は順に56.4%、29.6%、8.1%(P<0.001)だった。術前補助療法は30日罹病リスクを上昇させた(P<0.012)。多変量解析の結果、高齢以外に全生存(OS)に関連する有意な因子として切離断端陰性(R0)が特定された。 ...