EMA認可抗癌薬、半分は便益確認不十分
2017年10月27日
British Medical Journal
2009-13年に欧州医薬品庁が承認した48抗癌薬(68適応症)を対象に、全生存および生活の質(QOL)改善データの有無を後ろ向きに検証。販売承認時に有意な生存期間延長のエビデンスがあった適応症は24(35%)で、中央値2.7カ月の全生存延長が示されていた。QOL改善は7適応症(10%)で報告されていた。しかし中央値5.4年の追跡の結果、生存期間またはQOLの有意な改善が示された適応症は35(51%)にとどまり、33 適応症(49%)では不明のまま(remained uncertain)だった。 ...
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