生後7日以内の新生児4004例を対象に、BCGワクチン接種のアトピー性皮膚炎(AD)リスク低下効果を無作為化試験で検証(Danish Calmette研究)。生後13カ月時でのAD診断率はBCG接種群22.7%、非接種群25.4%だった。BCGワクチン接種によるADリスク低下効果には、アトピー体質の小児(リスク比0.84)とアトピー体質でない小児(同1.09)で有意差が見られた(test of no interaction P=0.04)。アトピー体質の小児のAD 1件を予防するためのBCG接種の必要数は21だった。...
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