ニボルマブ、治療抵抗胃癌でOS延長

標準治療に不応または不耐の進行または再発胃癌（食道胃接合部癌を含む）に対するニボルマブの効果を二重盲検比較試験で検証（ATTRACTION-2試験、P3）。日本、韓国、台湾の493例を対象に、ニボルマブ3mg/kgまたはプラセボを2週間ごと投与した。データ収集打ち切りまでの追跡期間中央値はニボルマブ群8.87カ月、プラセボ群8.59カ月で、全生存期間（OS）中央値は順に5.26カ月、4.14カ月と有意差があった（HR0.63、95％CI 0.51 - 0.78、P＜0.0001）。12カ月全生存率は同26.2％、10.9％だった。 ...