閉経後ホルモンバランスが声門下狭窄に関与
2017年11月10日
The Laryngoscope
特発性声門下狭窄女性患者から採取した42の手術サンプルを対象に、エストロゲン受容体(ER)-α、同β、およびプロゲステロン受容体(PR)の発現状況を後ろ向き解析で検証。狭窄組織では狭窄周囲組織および対照組織に比べ、ER-αおよびPRの過剰発現が見られたが、ER-β発現は確認されなかった。ER-α発現量は閉経後女性患者で増加した。閉経などによるホルモンバランスの変化が、炎症や狭窄に関与している可能性が考えられた。...
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