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反復中耳炎への再手術、施行率は低め

2017年11月16日  The Laryngoscope

両側鼓膜切開/鼓膜チューブ留置術(BMT)施行の反復性中耳炎(RAOM)小児患者600例を対象に、再BMTの施行率および予測因子を後ろ向きカルテレビューで検証。再BMT施行率は15.2%で、RAOMに限らない場合に比べて低値だった。再BMTの施行を予測する因子には、児の年齢(1.06歳 vs. 1.32歳、P <0.001)、第一度近親者のRAOM に対するBMT歴(OR1.67、95%CI 1.02 - 2.73、P=0.041)、術中に確認できた中耳液貯留が示された(同1.99、1.22 - 3.26、P=0.005)。 ...