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炎症性腸疾患、新興国で年々増加

2017年11月21日  Lancet

1990年以降のクローン病または潰瘍性大腸炎に関する集団ベースの研究147件を対象に、炎症性腸疾患の世界的発生状況と罹患率を系統的レビューで検討。炎症性腸疾患の罹患率は北米、オセアニア、欧州の多くの国で0.3%を超えていたが、北米と欧州の発生状況は全体として不変または低下だった。新興国では発生増加が認められ、年変化率はブラジルではクローン病11.1%増、潰瘍性大腸炎14.9%増、台湾ではそれぞれ4%増、4.8%増だった。 ...