要介護高齢者の医療費、4割は削減可―米国
2017年11月21日
Annals of Internal Medicine
米国の高齢者・障害者向け公的保険であるメディケア受給者約611万人を対象に、個人医療費総額が上位10%の受給者で生じる削減可能な医療費の割合を観察研究で検証。2012年に削減可能だった医療費の割合は4.8%で、その73.8%は高額医療費の受給者で発生していた。特に高額医療費を受給していた要介護高齢者では、医療費の43.9%が削減可能と考えられた(1人当たり6593ドル=約75万円)。そのほとんどが尿路感染症、脱水、心不全、細菌性肺炎の入院に関連していたという。 ...
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