大腸癌の即時転移は転帰に影響せず
2017年11月24日
Annals of Surgery
大腸癌患者1027例を対象に、大腸癌の転移時期による転帰を比較(DACHS試験)。T4およびリンパ節転移陽性例は大腸癌診断後1カ月以内の即時転移(immediate metastases)群で、肺転移および単一部位転移例は12カ月超の後期転移群で、それぞれ発生率が高かった。多変量解析の結果、即時転移は後期転移に比べ、全生存期間短縮と関連しなかった(ハザード比1.21、95%CI 0.98 - 1.48)。 ...
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