仏リール大学でオンポンプ法による大動脈弁置換術を受けた患者596例を対象に、手術の時間帯の違いによる周術期心筋傷害への影響を前向き観察単一施設コホート研究で検証。その結果、術後500日間の主要有害心血管イベント発生率は、午前の手術に比べ、午後の手術でハザード比0.50(95%CI 0.32-0.77、P=0.0021)と有意に低かった。ヒト心筋のex vivo分析およびモデルマウスの心筋の評価から、Rev-Erbαの拮抗作用が心臓保護の薬理学的機序を推察された。 ...
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