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関節鏡視下腱板修復術、double row法で費用効果高い

2017年11月30日  The Journal of Bone & Joint Surgery

関節鏡視下腱板修復術のsingle row法(48例)とdouble row法(42例)の有効性を検討した無作為化比較試験のデータを用い、それら2つの術式の費用効果を比較。費用はdouble-row法が2134.41カナダドル(約19万円)でsingle-row法の1654.76カナダドル(約15万円)に比べて高かったが、質調整生存年(QALY)は4.073でsingle-row法の4.055に比べて有効性は高く、増分費用効果比(ICER)はQALY当たり2万6666.75カナダドル(約234万円)と推算された。またdouble-row法では、3cm以上の腱板断裂でより費用効果が高い可能性があることも示された。 ...