鼠径ヘルニアTAPP後慢性疼痛の影響因子を特定
2017年12月4日
Surgical Endoscopy
初回片側鼠径ヘルニアで腹膜内到達法(TAPP)修復術を受けた男性患者2万4例の1年間の追跡データを用い、術後慢性疼痛の影響因子を検討。その結果、安静時疼痛、労作時疼痛および治療を要する疼痛の影響因子は、低年齢(P<0.001)、術前疼痛(P<0.001)、小さいヘルニア(P<0.001)、高BMI(P<0.001)だった。その他の影響因子は、術後合併症(安静時および労作時疼痛)、接着剤でのメッシュ固定に比べたタックによる固定(労作時疼痛)だった。 ...
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