OSA手術は神経刺激療法に影響せず
2017年12月8日
The Laryngoscope
閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)に対する舌下神経刺激装置植え込み術を受けた患者47例を対象に、気道手術歴の有無の影響を後ろ向きカルテレビューで比較。その結果、平均AHI(無呼吸低呼吸指数)と平均NOS(酸化ヘモグロビン飽和度最低値)は、気道手術歴のある患者では術前39.4±3.7、79%±14%だったのが術後4.2±1.7、91%±0.5%、手術歴のない患者では術前39.1±4.0、77%±2.6%だったのが術後3.4±1.5、93%±0.6%だった(P=0.756、0.053)。同装置の効果は見られたが、期待された気道手術の影響はなかった。 ...
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