女性歌手で輪状甲状関節の影響を検討
2017年12月12日
The Laryngoscope
プロの女性歌手49人を対象に、異なるタイプの輪状甲状関節における母音持続発声時の声帯の伸長度の違いを、音高別に前向き研究で検証。平均話声位(F0)から1オクターブ上(F1)に上げた音高での声帯伸長度は、輪状甲状関節Aタイプ群14%、B/Cタイプ群13%で同等だった。さらに1オクターブ上(F2)では8%と4%で有意な差があった(P<0.0001)。輪状甲状関節の安定性が歌唱時の声帯に直接的な影響を及ぼすことが示唆された。 ...
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