脳卒中発症後の血栓除去で自立度向上
2017年12月13日
New England Journal of Medicine
急性脳梗塞発症後6-24時間で臨床症状と梗塞体積との間に不一致が見られる患者206例を対象に、血管内血栓除去術の有効性を評価(DAWN試験)。術後90日の時点で、結果の効用を重み付けした修正ランキンスケールの平均スコアは標準治療+血栓除去術群5.5点、標準治療単独群3.4点、機能的自立度の程度はそれぞれ49%、13%だった(いずれも優越性の事後確率>0.999)。症候性頭蓋内出血の発生率および90日死亡では両群間に差はなかった。 ...
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