造影腎障害に炭酸水素Naとアセチルシステインは無益
2017年12月13日
New England Journal of Medicine
腎合併症リスクが高い血管造影施行患者5177例を対象に、炭酸水素ナトリウムとアセチルシステイン(NAC)の血管造影後腎障害予防に対する有効性を2×2要因試験で検証(PRESERVE試験)。その結果、死亡・透析・90日後のクレアチニン上昇の複合発生率は、静脈投与の炭酸水素ナトリウム4.4%、塩化ナトリウム4.7%で差がなかった。また、経口投与のNAC 4.6%とプラセボ4.5%にも差が認められなかった。 ...
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