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破裂性AAAの血管内修復術、長期成績と費用効果良好

2017年12月14日  British Medical Journal

破裂性の腹部大動脈瘤(AAA)疑い患者613例が参加したIMPROVE試験の、3年後の報告。血管内修復術後3年間の臨床成績と費用効果を、英国とカナダで実施した無作為化試験で開腹術と比較した。その結果、3年間における死亡率は、血管内治療群の方が低かった(48% vs. 56%、ハザード比 0.57、95%CI 0.36-0.90)。血管内治療群は開腹術群に比べ、3年間で平均質調整生存年が0.17年(95%CI 0.00-0.33)延長し、平均費用は2605ポンド(約40万円)低下した。 ...