患者意思決定ツールで治療選択の葛藤減
2017年12月15日
The Laryngoscope
患者と医師の意思決定共有を目的としたツールが、患児家族の意思決定の葛藤に効果があるかどうか、無作為化単盲検比較試験で検証した。対象となったのは閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)小児患者を抱える50家族。受診前の意思決定の葛藤尺度スコアは、ツール使用群で40.8、非使用群で42.7と同等だった。検証の結果、受診後にいずれの群も葛藤尺度スコアは減少したが、スコアの改善度はツール使用群で有意に高かった(6.1 vs. 13.3、P=0.03)。 ...
m3.comは、医療従事者のみ利用可能な医療専門サイトです。会員登録は無料です。