カナキヌマブによる高感度CRP低下例で心重大心事故減
心筋梗塞の既往がある男女約1万例を無作為化割り付けし、カナキヌマブの3カ月に1回投与の有効性をプラセボと比較したCANTOS試験の2次解析報告。投与後の高感度C反応性蛋白(hsCRP)の変化と心血管イベントとの関連を検証した。hsCRP濃度2 mg/L未満を達成した症例では、重大心血管イベントは25%有意に少なく(ハザード比0.75、95%CI 0.66-0.85、P<0.0001)、心血管死(同0.69、0.56-0.85、P=0.0004)と全死亡(同0.69、0.58-0.81、P<0.0001)もそれぞれ31%有意に少なかった。...
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