「おごれる人も久しからず」、現実では逆?
2017年12月19日
British Medical Journal
英イングランドの高齢者調査ELSAの参加者4964人の二次解析により、「おごれる人も久しからず」の慣用句の通り、思い上がった振る舞いが破産を引き起こすかを検証した。慣用句とは反対に、2年後の破産オッズ比(OR)はプライドが高い群で低い群を有意に下回っていた(OR 0.69、P<0.001)。身体の動きや視力の問題、慢性疾患、関節炎または骨粗鬆症、服薬、認知機能、痛み、うつ病も破産を減らす傾向を示したが、有意ではなかった(OR 0.86、P <0.1)。著者はよく知られた慣用句とは対照的に、プライドが高いことは高齢者の破産を防ぐ可能性があると述べている。 ...
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