術後合併症、疼痛が許容できない患者で発生率高い
2017年12月21日
Annals of Surgery
広範な手術患者1014例を対象に、術後疼痛と術後30日以内の合併症発生の関連を観察研究で検討。その結果、55%で術後1日目に中等度-重度疼痛が発生していた。合併症発生率は34%で、痛み評価スケール(NRS)の運動誘発疼痛スコア「0」がそのうちの25%、スコア「10」が45%と多かった。また、疼痛が許容できない患者では、許容できる患者よりも合併症発生率が高かった(調整オッズ比2.17、95%CI 1.51-3.10、P<0.001)。 ...
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