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便潜血検査より高感度の大腸癌新規バイオマーカー同定

2017年12月21日  Annals of Internal Medicine

大腸癌患者、腺腫患者および対照(計315例)の便検体を用いて、大腸癌の新規タンパク質バイオマーカーを調べた。その結果、大腸癌患者の便検体では対照便検体に比べ、29種類のタンパク質が統計学的に有意に増加していた。4種類のタンパク質を組み合わせた場合の大腸癌および進行腺腫の検出感度は80%と45%で、便潜血検査におけるヘモグロビン単独による検出感度よりそれぞれ有意に高かった(順にP<0.001、P=0.003)。 ...