1. m3.comトップ
  2. 海外ジャーナル
  3. 急性冠症候群後のうつ病、診断と治療法を検討

急性冠症候群後のうつ病、診断と治療法を検討

2017年12月26日  Annals of Internal Medicine

うつ病の危険因子である急性冠症候群(ACS)、その既往患者におけるうつ病の診断精度と治療法を検討するため、システマティックレビューを実施した。10件中6試験で、スクリーニング検査の感度、特異度、陰性適中率が許容レベル(70-100%)であることが示された。なお、Beck Depression Inventory-IIが最も考え抜かれた検査法だった。また大規模研究1件で、認知行動療法と抗うつ薬の併用により、通常ケアよりもうつ病症状が改善されることが示された。 ...