肩痛への関節鏡視下肩峰下除圧術適応患者313例を対象に、除圧手術の治療効果を多施設共同無作為化3群並行試験で検討した。主要評価項目である術後6カ月時の平均Oxford Shoulder Scoreは、関節鏡下除圧群と関節鏡検査(プラセボ)群の間で差が認められなかった(-1.3点、P=0.3141)。一方で、除圧群と検査群のスコアは無治療群より良好だった(-2.8点、P=0.0186および-4.2点、P=0.0014)が、臨床的に重要な差とは言えなかった。...
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