STEC感染の原因は生の小麦粉の可能性、米国
2017年12月25日
New England Journal of Medicine
米国で小麦粉に関連した志賀毒素産生性大腸菌(STEC)O121およびO26の集団感染発生状況を調査。2015-16年に24州で56例の発症が報告された。年齢、性別、居住州をマッチさせた非STEC腸疾患症例22例と比較したところ、特定の1銘柄の小麦粉の使用がオッズ比21.04(95%CI、4.69-94.37)、焼いていないパン生地やフライ衣の試食が同36.02(95%CI、4.63-280.17)で、それぞれ感染と有意に関連していた。著者らは、生の小麦粉の関与を示唆した。 ...
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