ジカ流行以前の南米の小頭症数を検証
2017年12月26日
British Medical Journal
南米で、ジカウイルス感染症流行以前の2005-14年に報告された小頭症の症例552件から、小頭症有病率と臨床プロファイルを症例対照研究で調査。出産数1万件当たりの有病率は病院ベースで4.4%、住民ベースで3.0%。症例の32%は胎児期に診断され、29%は周産期に死亡。23%は遺伝的症候群、34%は多発奇形、12%は神経奇形との関連が示唆され、真性小頭症の診断は26%のみ。これらのことから、ジカウイルス感染症流行以前の新生児小頭症の診断数は、年間出産数約700万件当たり2000-2500例と推計された。 ...
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