反復性片頭痛の日数減少、erenumabのP3
2017年12月28日
New England Journal of Medicine
CGRP受容体を阻害するヒト化モノクローナル抗体erenumabの片頭痛予防効果を、反復性片頭痛患者955例対象の無作為化比較第III相試験(STRIVE試験)で検証した。 その結果、4-6カ月時の1カ月当たり片頭痛発生日数のベースラインからの平均低下度は、erenumab 70mg群3.2日、同140mg群3.7日、プラセボ群1.8日で、実薬群でプラセボに対する有意な減少が認められた(ともにP<0.001)。実薬群の有害事象発現率はプラセボ群と同程度だった。 なお、他のヒトモノクローナル抗体fremanezumabの第III相試験でも、片頭痛に対して同様の結果が得られている(N Engl J Med 2017; 377: 2113-2122)。...
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