1. m3.comトップ
  2. 海外ジャーナル
  3. ヘーゼルナッツアレルギーの重症度を予測

ヘーゼルナッツアレルギーの重症度を予測

2018年1月4日  Allergy

ヘーゼルナッツアレルギーの重症度を予測するモデルを、オランダ・アムステルダム大学学術医療センターなどの国際共同研究チームが開発した。 アレルゲンコンポーネントによる診断法(CRD)と臨床因子を組み合わせた誘発症状の重症度予測モデルをヘーゼルナッツアレルギー患者423例に用いたところ、アレルゲンCor a 9と14は重症度と正の相関を、Cor a 1は負の相関をそれぞれ示し、ROC曲線下面積に基づく重度症状の予測能は0.70-0.73だった。この予測能は、Cor a 1と9を併用すると0.76に、アトピー性皮膚炎、花粉症、IgEに対するCor a 14、クルミを組み合わせると0.91に向上した。 ...