副鼻腔炎の重症度、CFTR遺伝子型はと関連せず
2018年1月4日
The Laryngoscope
慢性副鼻腔炎の内視鏡手術を受けた嚢胞性線維症(CF)患者49例を対象に、嚢胞性線維症膜コンダクタンス制御因子(CFTR)遺伝子型が慢性副鼻腔炎の重症度に与える影響を、後ろ向きカルテレビューで検証した。 その結果、CFTR遺伝子型によるリスク分類は、年齢と性別で補整しても術前の重症度や術後転帰と関連しなかった。また、慢性副鼻腔炎の治療効果を評価するSNOT-22の下位尺度のいくつかは内視鏡手術で有意に改善したが(P<0.05)、改善度に先のリスク分類の違いによる差はなかった。 ...
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