白斑患者ではカタラーゼ活性が低下
2018年1月5日
British Journal of Dermatology
白斑患者では、活性酸素を除去して細胞の酸化を防ぐ酵素カタラーゼの活性が低下していることが、インドの研究から分かった。白斑患者を対象に、カタラーゼの活性やカタラーゼ関連遺伝子の発現状況を非白斑の対照群と比較検証した。 その結果、白斑患者では皮膚および血液中のカタラーゼの活性やmRNA発現が低下していた。変異アレルとともに、A-262T-89C-20ハプロタイプを有すると白斑リスクは6.4倍になり、CAT-89A/Tおよび-20T/C多型の遺伝子型またはハプロタイプを有すると、カタラーゼ活性とmRNA発現は有意に低下したという。 ...
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