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声帯の「平野理論」を3D画像解析

2018年1月5日  The Laryngoscope

1974年に提案された久留米大学教授・平野実氏(当時)の「cover-body理論」において、甲状披裂筋(TA)と輪状甲状筋(CT)を活性化した際の声帯内側面の形状を、3D画像で観察。in vivoイヌ片側咽頭モデルを用いて、神経刺激によってTAとCTを活性化した。 その結果、TA活性化がCTよりもはるかに大きい時、声帯は短く厚くなり、TA活性化がわずかに強い場合、声帯の長さは変化しないが少し薄くなった。一方で、CT活性化がはるかに大きい時、声帯は長くなり、薄くなった。 ...