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遺伝性出血性毛細血管拡張症、HHT1遺伝子で重症化

2018年1月10日  The Laryngoscope

小児遺伝性出血性毛細血管拡張症(HHT)患者69例を対象に、遺伝子サブタイプ(HHT1およびHTT2)による鼻出血の発現と重症度を後ろ向きコホート診療録レビューで検討。59例の患者(85%)で鼻血が認められ、発現年齢中央値が5歳、鼻血重症度スコア(ESS)中央値は1.6だった。 検討の結果、原因遺伝子別解析では、ESS中央値はHHT1でHHT2より高く(2.3 vs. 1.1、P=0.002)、発現年齢もHHT1の方が早かった(3歳 vs. 5歳、P=0.03)。...