高学歴でアルツハイマーリスク減
2018年1月10日
British Medical Journal
アルツハイマー病患者1万7008例および対照3万7154例を対象に、改善可能な24種の危険因子とアルツハイマー病発症との関連を、メンデル無作為化解析により検討した。 その結果、教育達成度はアルツハイマー病と大きく関連し、教育課程を1年修了(オッズ比0.89、P=2.4×10-6)、大学を卒業する(同0.74、P=8.0×10-5)――ことで有意にリスクが低下した。また、高い知性や1日10本以上の喫煙、ビタミンD濃度はアルツハイマー病のリスク低下と関連し、1日1杯のコーヒー摂取がリスク上昇と関連する可能性が示された。一方で、アルコール摂取、血清葉酸、血清ビタミンB12などは関連が見られなかった。 ...
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