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道路交通による大気汚染で低出生体重児が増加に

2018年1月12日  British Medical Journal

2006-10年にロンドンの環状高速道路M25内地域で誕生した正期産単生児54万365人を対象に、道路交通による大気汚染および騒音と出生体重の関連を後ろ向きコホート研究で検討した。 その結果、大気汚染物質(NO2、NOx、PM2.5、PM10)のレベルが低出生体重(LBW)および在胎不当過小の増加と関連し、LBWの3%が、妊娠中の13.8μg/m3を超えるPM2.5への曝露に直接起因すると推定された。なお、騒音とLBWの関連を示すエビデンスは乏しかった。 ...