髄膜炎ワクチンMenB-FHbp、多様なB群株に免疫原性

2件の第III相試験から、青少年（10-18歳）3596例と若年成人（18-25歳）3304例を対象に、MenB-FHbpワクチン（H因子結合蛋白が標的）のB群髄膜炎菌の代表14株に対する免疫原性を血清殺菌活性測定法で評価した。 その結果、ワクチン接種3回で4以上の主要株に対し殺菌反応が誘発されたのは青少年で78.8-90.2％、若年成人で78.9-89.7％で、B群株複合体に対する殺菌反応はそれぞれ82.7%と84.5％だった。安全性に関しては、ほとんどの患者が軽度から中等度の注射部位の痛みを訴えた。 ...