腹壁瘢痕ヘルニア、術後1年以内発症で費用大
2018年1月16日
Surgical Endoscopy
開腹手術後の腹壁瘢痕ヘルニア発症が総医療費用に与える影響について、2011-14年の1万4290例のデータを対象に後ろ向きコホート研究で評価した。腹壁瘢痕ヘルニアを発症した1294例(9.1%)のうち、48%が術後1年以内、33%が同1-2年、19%が同2-3年での発症だった。 評価の結果、発症の有無での費用差は、手術別にオストミーで2万6098ドル(約289万円)、大腸で2万1211ドル、肝臓または腎臓で2万3811ドル、腹膜で2万5554ドル。1年以内の発症は3年以内の発症より有意に費用が増大した。 ...
m3.comは、医療従事者のみ利用可能な医療専門サイトです。会員登録は無料です。