1. m3.comトップ
  2. 海外ジャーナル
  3. 抗ヒ薬無効の慢性蕁麻疹、CRPが有意に高値

抗ヒ薬無効の慢性蕁麻疹、CRPが有意に高値

2018年1月17日  Allergy

慢性特発性蕁麻疹患者1253例を対象に、C反応性蛋白(CRP)高値の意義を後ろ向き解析で検証した。 その結果、3分の1の患者でCRP値が高かった。CRP高値は、自己血清皮内テスト(ASST)陽性(P=0.009)および動脈高血圧(P=0.005)と関連し、蕁麻疹活動性(P<0.001)、QOLの低下(P=0.026)、炎症および凝固マーカー(P<0.001)と相関した。また、抗ヒスタミン薬の効果がない患者は、奏効者に比べCRP値が有意に高かった(P<0.001)。 ...