過去10年間に発表された眼科領域の無作為化比較試験156件の試験結果のロバスト性を、システマティックレビューで検証した。 その結果、対象試験全体の脆弱性指数(Fragility Index:FI)中央値は2だった。この場合、治療群でイベントなしとされた2例で実際にはイベントがあったとすると、統計学的有意性は失われる。試験の4分の1でFIは1以下、75%で6以下だったため、眼科領域の無作為化試験で示される統計学的有意差は脆弱であることが示唆された。...
m3.comは、医療従事者のみ利用可能な医療専門サイトです。会員登録は無料です。