1. m3.comトップ
  2. 海外ジャーナル
  3. インフル呼吸器疾患死が過小評価の可能性

インフル呼吸器疾患死が過小評価の可能性

2018年1月19日  Lancet

33カ国(世界人口の57%)における1999-2015年のデータから、インフルエンザに関連する死亡を調査した。 その結果、季節性インフルエンザに伴う呼吸器疾患死は世界で年間29万1243-64万5832人(10万人当たり4.0-8.8人)と推定され、これまでの推定値(年間25万-50万人)が過小評価であった可能性が示された。なお、推定値が高かった年齢は75歳以上(10万人当たり51.3-99.4人)、地域はサハラ以南のアフリカ(10万人当たり2.8-16.5人)と東南アジア(10万人当たり3.5-9.2人)だった。 ...