10°のウェッジが直腸癌手術を変える?
2018年1月22日
Surgical Endoscopy
ヒト解剖標本4体を用いたCTスキャン画像の比較から、骨盤手術用の定位ナビゲーションの実現性と手順の最適化を検討した。 標本の解剖学的変化は、仰臥位と砕石位では1 cmを超えたが、10°のウェッジブロックを用いることで変化は最小限になった。仰臥位、下肢伸展、気腹なしの条件では、位置合わせの誤差は最小(1.9mm)となり、正確な定位ナビゲーションが達成された。仙骨傾斜が小さくなることで、解剖面に沿った切開が困難な直腸癌手術に改善の機会となり得る。 ...
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