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甲状腺機能低下症が児の喘息リスクに

2018年1月23日  Allergy

デンマークで1998-2007年に出生した単胎児59万5669例を対象に、妊婦の甲状腺機能低下症と産児の小児期喘息リスクの関連を、住民ベースのコホート研究で検討した。 その結果、甲状腺障害のない母親の産児と比べ、出産前または出産後に甲状腺機能低下症と診断された母親の産児の喘息罹患率比(IRR)は、それぞれ1.16、1.12だった。リスクが最も高かったのは、出産前に甲状腺機能低下症と診断されたものの、治療を受けなかった母親の産児だった(IRR 1.37)。 ...